序盤
〜効率の良い軍資金調達〜




ここからは試合の流れを見ながら解説していきます。

ステージ アレフガルド
目標金額 25000
 
炉理爺 〔と〇み〇ま〕
相手1 〔クインシー〕
相手2 〔スパ〕
相手3 〔おすもー〕

なんか凄い名前ですが、友人のネームをそのまま引用しました。覚えやすいでしょ?



試合開始:1周目

1週目のサラリー獲得までは皆無難に立ち回る。
〔クインシー〕が早くも三軒目を作るが、チャンスカードで若干の減産。
〔と〇み〇ま〕は二軒目を、〔おすもー〕は二軒目を二つ作るが〔スパ〕は一軒目のみ…とややサイコロ運に恵まれない。

サラリーは以下の順番で獲得、株を購入。
と〇み〇ま 誰も店を購入していない株価15のエリアを80枚
クインシー 自分の三軒目の株価12のエリアを82枚
おすもー 〔クインシー〕の三軒目エリアに便乗(株価13)で99枚
スパ 全員が一軒ずつ店を持ってる株価11のエリアを99枚


サラリー拾得後の状態
と〇み〇ま 3373
クインシー 3152
スパ 3185
おすもー 3203


さて、順番に見ていきます。

序盤はやはり資金調達が何よりなので、サラリーを得るべくマップを廻ります。

〔クインシー〕が三軒目を作ってますが、まだまだ序盤なので致命的ではありません。むしろチャンスカードによる臨時支出が有り、資金のやり繰りが厳しくなってるので今は問題になりません。
それより三軒目の〔クインシー〕よりも、二軒目が二つの〔おすもー〕に要注意です。

次に一周目の株買いですが…
と〇み〇ま、スパ→OK
クインシー、おすもー→NG
です。

まず〔クインシー〕ですが、いくら三軒目とはいえ一周目(二週目)からのメインエリアの株買いは基本的にタブーなのです。99株どころか80前後では、増資しても儲けはたかが知れてるからです。株を溜め込むにしても、資金元がサラリーだけでは基本的に厳しいです。
詳しくは後程に。

次に〔おすもー〕ですが、便乗で〔クインシー〕の後から株を購入して株価を上げてしまっています。
つまり先に株を購入していた〔クインシー〕が労せず儲けた事になります。そして便乗で牽制したつもりなのですが、こんな序盤からの牽制は無意味なのです。〔クインシー〕は、今の状態では増資どころか株買いすらままならないからです。
よって、この株買いは〔クインシー〕に特をさせただけと言えます。

一見〔スパ〕はあまり意味が無い株買いに見えますが…
小銭稼ぎ』には抜群のエリアなので、良い株買いと言えます。1エリアに4色の店が立ち並ぶと独占は勿論三軒目すら狙えるかが怪しいので、皆早々と見切りを付けて増資をしてしまいがちなのです。
つまり〔スパ〕本人は勿論、他のプレイヤーも増資しがちなので株価が地味に上がりやすい→序盤の株買いに向いてるエリアとなるのです。

最後に〔と〇み〇ま〕ですが…
「コイツ駄目じゃん」みたいな株買いに見えますよね?しかしです、実は一番効率が良い株買いなのです。
カラクリは『株買いによる株価上昇』で、他の皆が買った株は一律+1G→株購入枚数×1だけ資産が増えますが、〔と〇み〇ま〕が買った株は+2G→株購入枚数×2の資産が増えたのです。
つまり…
株を購入した時点で〔と〇み〇ま〕は+160G得してる計算になります。

ちなみに〔スパ〕なら『株売却前(店購入前)に増資をする』事により〔と〇み〇ま〕以上に稼げるのですが、序盤は店購入が優先で株は手放しがちなので、稼ぎ効率は〔と〇み〇ま〕が一歩上だったりします。

株買いを評価すると
となみゆま>スパ>>>クインシー>おすもー…となりますね。
ホントに些細な差に見えますが、こういった細かい積み重ねが後半に結び付くので軽視するのは禁物ですよ。


2週目

〔クインシー〕に続き〔おすもー〕も三軒目を作る。その際株は一括で全て売却。
〔クインシー〕は着々と店を増やすが高い店ばかり購入して資金が心ともない。株は数回に分けて全て売却。
〔と〇み〇ま〕は二軒目を増やすが決め手となるエリアは作れず。株は15枚残し一括で売却。
〔スパ〕は多少店での支払いが多いが何事も無く周回を重ねる。流石に二軒目が欲しいが手に入らず…
株は5枚残し一括で売却。

サラリー獲得後は株を購入。
と〇み〇ま 自分の二軒目で店の値段がが安い株価9のエリアを99枚。
スパ 店不足なものの自分が一番高い店を持つ株価10のエリアを99枚。
おすもー 自分の三軒目の株価11のエリアを90枚
クインシー やはり自分の三軒目の株価11(下がった)のエリアを99枚


サラリー拾得後の状態
と〇み〇ま 4711
クインシー 4206
スパ 4185
おすもー 4323


さて、順番に見ていきます。

序盤の株の売却の仕方
これまた駄目な順番から。
〔クインシー〕は株を全て売却してしまっています。しかも10枚以上売ると株価が下がるのに、お構い無しに3〜4回に分けて売りました。ハッキリ言ってご法度です。序盤の少ない資産を自ら減らすのはあまりにリスキーです。
実は〔クインシー〕は株価を意図的に下げることで後々株を購入しやすくする…という考えがあったのですが…
自分のメインとなるエリアでは最悪な行為』です!
これも理由は後程。

〔おすもー〕はある意味スタンダードな行動でしたが…
初めに〔クインシー〕に得をさせてしまった事を考えると、一矢報いるべく〔クインシー〕にダメージを与えたかったです。つまり〔クインシー〕と〔おすもー〕の株売却の仕方は、『逆だったらお互い効率が良かった』と言えるのです。

実は株を売買すると同時に『株成長率』も変化しているのです(最重要!!)

簡単に説明しますと…
株価を何回も上げたエリア』と『株価を少ししか上げてないエリア』で『株を200枚所持で999増資した場合』を比較します。
仮に前者は株を20枚ずつ購入、後者は99枚購入×2とします。
その時の株価の変化ですが…
株価を何回も上げたエリア
株価15→33 純利益:200×18→3600
株価を少ししか上げてないエリア
株価15→24 純利益:200×9→1800
こんなにも差が出てしまうのです。

これはホントに大事なので是非とも覚えて下さい。
そして『相手に悟られないように』したいですね。それほど重要な事なのです。


さて、〔スパ〕と〔と〇み〇ま〕は無難な株捌きですが〔スパ〕は5枚、〔と〇み〇ま〕
は15枚の株を残してます。

これは『株配当狙い』で『エリア内に5枚以上株を所持してると配当金が入る仕組み』なのです。
例えば〔スパ〕が株を5枚持つ買い物料100の〔スパ〕の店に〔と〇み〇ま〕が止まった場合、本来の100G+配当20G(買い物料の20%)が銀行から支払われ、合計120G儲ける事になります。
一回なら大した事は無いかもしれませんが、試合序盤〜終了迄の、あるいは高額店の配当金は割とデカイのです。

さて、二人の唯一の違いは『株の所持枚数』なのですが…
〔スパ〕は5枚で最低限の配当金は入りますが、〔と〇み〇ま〕はもしもの保険として
相手がチャンス等で株を手に入れても配当金(配当比率)をなるべく多く得る
相手が(このエリアの)株を購入(99枚)したら即座に10枚売り株価を下げてダメージを与える
…も考慮してるのです。
う〜ん腹黒い…もといずる賢いです(爆)

次に株を購入ですが皆それぞれ無難に自分のエリアの株を購入してます。
しかし、唯一〔と〇み〇ま〕だけ『メインのエリアではない株』を購入してます。
これがどう響いてくるのでしょうか?



さてさて、波乱?の中盤に続きます。







TOPへ